お料理は地域によっては伝統や風習、予算も違ってきます。
ご自身の地域であれば当たり前の事であっても、ご一緒になられる方にとってはびっくりするような結婚式にまつわるご両親、地域による違いは結構あったりします。
そういったビックリ体験談を一つご紹介します。
ウェディングアイテムリサーチの管理人がお客様より聞いたエピソードを一つ紹介したいと思います。
結婚式当日の料理変更
結婚式当日になり、ご新郎方のご両親が料理プランの中に赤飯と鯛が含まれていないことを知りました。
ご新郎ご新婦様はおめでたい縁起にちなんだ赤飯、鯛のことはもちろんご存知でしたが、ご予算や料理プランの関係からあえて含めませんでした。ですが、赤飯と鯛が含まれていない料理プランであることを当日に知ったご両親は、披露宴会場スタッフに無理をいって急きょお赤飯と鯛の焼き魚をご注文されました。
新郎新婦が試食会を重ねて選んだお料理はボリュームも十分に考慮したフレンチだったのですが、デザート前にはご両親のご意向通りお赤飯と焼鯛がふるまわれました。
このお話は三河地域のお客様から拝聴したものですが、めでたい席ではゲストが満腹になられてもそれ以上のお料理をお出しするという風潮・伝統のある地域だったようです。また、結婚披露宴にはお赤飯、鯛が欠かせないというご両親の意向・地域的な風習もあったようで、上記に紹介したような展開にいたってしまったということです。
ちなみにこの体験談では、追加注文したものに関してはご両親がお支払いをされたということですが、新郎新婦はせめて事前にご両親へ相談をして、引き出物に鯛や赤飯を含めていればと後悔したそうです。
いろいろな考え方はあるかと思いますが、結婚式がお二人だけのものではなく、両家のものでもあると考えた場合には少しご両親や地域・伝統・風習への配慮が足りなかったと言えるかもしれません。